小さなお店のはじめかた〜デザインのこと〜

2018.4.7
小さなお店のはじめかた vol.4
「デザインのこと」

お店を持つことになると、店舗の内装工事が規模の大小によりますが必ず必要になります。
今回は一級建築士であるトウグチヤスコアトリエの東口さんからのお話しです。

過去に住まいや店舗を改修工事したことがある方は、工事依頼の仕方はイメージわくかもしれません。
デザインよりも大事な改修工事の依頼方法をまず理解するのがポイントです。
わかりやすくいうと3パターンの発注の方法があります。
その1
・工務店さんに依頼する
その2
・設計施工を請け負うデザイン会社に依頼する
その3
・設計デザインを請け負う設計事務所と施工を請け負う工務店に依頼する

この3パターンの方法はそれぞれ特徴がありメリットデメリット両方あります。
ご自分がどこまでこだわったお店づくりをしたいのか、どこまで自分が工事に関わって監理ができるか等によって選択すると良いと思います。
このような選択肢があることをまず理解すると、実際に工事依頼する時にスムーズに業社さんを決めやすいですね。
内装デザインばかり気にしがちですが、東口さんは設計のみではなく使う器やインテリアのテイスト、グレード、ロゴやパッケージまで総合的に考慮した店舗デザインの提案をされるそうですよ。
・高級フレンチに使う器が安い器で料理が引き立つのか、
・いいお値段がするワイングラスが100円ショップのグラスでいいのか、
自分が提供する商品やサービスがどれぐらいの価値のものなのか、コンセプトづくりはとても大事ですね。

それから施主としての心構えとしておさえておきたいことを伺いました。
工事をしてくださる職人さんたちとの接点を持つことも、とても重要とのことでした。
家づくりと同じですね。

六本松で生まれ育った東口さんがアトリエを六本松で構えてから、六本松の小さなお店の店舗デザインをいくつも携わっていらっしゃいますのでそのお話しもみなさん興味深く聞いていました。
九州大学があった場所は、ご存知のように風景も空気感もかわってしまいましたが、裏通りの下宿アパートがたくさんあった六本松4丁目は、古い住宅やアパートがまだ残っています。
その住宅やアパートをリノベーションして、今小さなお店がポツポツ増えてきたことでまた活気が増し小さなお店に集まってくる人たちの憩いの場ができるようになりました。
町並みがどこかなつかしく親しみもてる雰囲気は、古いアパートなどが残っているからでしょう。
お散歩や買い物やお茶をしに行く人たちが通る町並みは、人の活気があり非常に元気で明るい町に変わり地域貢献にも繋がっています。

アパートの1室を写真スタジオにリノベーションした写真家のflashmanさんに今回の先輩起業家さんとしてお話しを伺いました。
・場所選びのこと
・事業をする方針決め
・東口さんに設計をお願いしてよかったこと
・六本松で経営してよかったこと
・六本松の経営者たちとのコミュニティ
・融資のこと
・経営で大変なこと 苦労していること
・日常の仕事のこと
とても具体的なお話しをしていただき参加者のみなさんがとても為になったとおっしゃっていました。

お店が完成することがゴールではなくその先の経営がいかにうまく回るかが大きなミッションです。
たくさんの情報と知識を吸収して参考にしてくださいね。
いよいよ次は最終回の「集客と広報」についてです。
では、また次回!


flashmanさん
とてもわかりやすいお話しでした
ありがとうございました

2018-04-12
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