くらしの学び舎 vol.3

11月から始めている月1回のお金の勉強会も、もう3回目が終了しました。
すごく少ない人数ではじめましたが、回を重ねるごとにポツリポツリ参加者が増えています。
参加された方からは大変満足度が高くありがたいお話です。

3回目も「相続」について勉強しました。
身内が亡くなったら、お通夜・葬儀に忙しく始まり、悲しみにふける暇なくたくさんの諸手続きや届け出をしなければなりません。
聞いただけで気が重くなりそうですが、親族が亡くなったらやらなければならない役所の手続きなど期限がありますので、自分や配偶者、兄弟姉妹がやらなければならない大事な仕事になります。

葬儀代がいくらぐらいかかるのか…という話しから参加者のみなさん大変興味を持たれ反応が大きかったです。
死んでもお金は必要、というのが現実。
喪主を経験したことある人が一番リアルな情報なので気軽に聞ける人が周りにいたら、参考のために聞いておくことオススメします。

私は今回の勉強会で始めて知ったことが4つほどありまして、
・亡くなった人の確定申告もしなければならない。
・夫を亡くした妻は、死亡届が出されていればいつでも苗字を旧姓に戻すことができる。
・配偶者を亡くした者は、姻族関係(義理の親子関係)を自分だけの意思判断で終わらせることができる、姻族関係終了届というものがある。
・孫は法定相続人にはならない。(子供がすでに死亡している場合は除く)

など、とても勉強になることがいっぱいです。
今までが無知だったのでほとんどが知らないことだらけだったのですが、「相続」についての勉強会は2回目ともあり少しずつ頭で理解できつつあります。

何事もそうですが、「無知」が一番こわいですよね。
知っていたら、税金払わずに済んだのに…
知っていたら、給付をもらえたのに…
など、知らないとお金のことなので後悔だけが残ります。
「そのうちね」と後回しにして「い・つ・か・ 聞いてみよう」と「い・つ・か・」で終わらせず、
このような勉強会の機会に聞いておくことをオススメします。
特に私と同世代の40代半ば以上の方々は、聞くべきことだなと特にオススメしますよ〜。

特に感じたのは、
・死亡後にすぐしないといけない役所などの手続きがだいたい14日以内と期間が短いこと、
・相続を受け継ぐか放棄するかを申述するのが相続の開始を知った日から3ヶ月以内と意外と早く決断しないといけないこと、
・相続税は相続の開始を知った翌日から10ヶ月以内に申告と納付をしなければならないこと、
という具合に期限が短いことです。

親や身内が亡くなってから専門家(税理士さんや司法書士さん)にじっくり相談に行く時間などハッキリ言ってそんな暇がないってことなんですね。
言われた通りに手続きしたものの、自分でよく中身を把握できず相続税まで発生してしまった…なんてなりたくなですね。

あと、相続で現金をもらわず土地をもらったというパターンは、対策をきちんと考えておかないと税金を余計に払わざるを得なくなるパターンがある、というところも事前知識として知っておく必要があるんだな、と気づきました。
それは、あくまでも相続税の基礎控除を超えた場合の話しですが。

お話しを聞くと危機感を覚えてしまったりもしますが、なーなーにしてることを整理しよう、と一歩前進することはまちがいないです。
オープンに話しやすい家族であれば現状がどうなっているのか家族会議したり、
自分が死んだ時に相続人がどこまでの直系親族にいるのか、と家系図を書くだけでも、どういう相続の準備や対策をしておかなくてはいけないか、きっと何か頭の中によぎるかもしれません。

来月は、司法書士の多伊平先生から、相続税対策をする前にオススメな「民事信託」についてじっくりお話ししていただきます。第2回目でもお話しがありましたが、深く掘り下げて事例も交えてお話ししていただこうと思っています。
私はこの勉強会で初めて耳にした言葉でした。

親が認知症になってからでは、子供が代わりに預貯金の引き出し、不動産の売却や修繕、管理をすることができないようになっています。つまり、認知症対策を取らなかったために、施設に入るお金も引き出せない、親の通帳がどこにあるかもわからず銀行に行っても本人でないと残高確認や引き出しはできない、など、後に引けないことになります。
専門家ですら知らないという方もいらっしゃる「民事信託」という解決方法、ぜひ聞きに来てくださいね。
わかりやすくお話ししていただけますよ。

【 日 時 】2/25(日)  ①10:30〜12:30 ②14:00〜16:00
【 講 師 】司法書士 多伊良 壮平氏(司法書士法人オフィスフラット)
【 参加費 】3,500円(お茶とお菓子付き) *ご夫婦参加の場合も2人で3,500円。
【 申込先 】メールにて参加人数と連絡先の携帯番号をお知らせください。


今回は、税理士の智原先生のお話しでした。


午前の部


午後の部


智原税理士事務所 税理士 智原翔悟 先生

2018-01-29
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